男性のあなたの朝の日課といえば「髭剃り」ですよね。忙しい朝でもきちんと髭を剃るのは社会人としての最低限の身だしなみといえるでしょう。
10代の頃にはあまり目立たなかった髭も、髭剃りを繰り返すうちにだんだんと濃くなってきてしまいます。そのうち口周りが青くなっていることに気がつく男性も多いでしょう。これがいわゆる「青髭」です。実は世の中の多くの男性が、人知れず青髭に悩んでいるのです。
さて、この「青髭」ですが、一度なってしまったら一生付き合わなくてはならないのでしょうか？
いいえ、実は日ごろの生活習慣の改善やスキンケア等の対策を変えるだけで、青髭は劇的に改善することもあるのです。
- 髭が生えるメカニズム
- 髭の原因と対策
- 青髭をなくす方法
以上の3つに分けて紹介したいと思います。
髭が生えるメカニズム
男性に髭が生えるのは、テストステロンという男性ホルモンが影響しています。
テストステロンは髭の毛根（目に見えない根っこの部分）に働きかけ、細胞分裂を促進してどんどん髭を作っていきます。
髭は全身のどの部分よりも濃い毛であるにもかかわらず、その髭が生える顔は、他のどの部分よりも皮膚が薄く敏感です。
1mmあるかないかの薄い肌から、髭の太い毛根が透けて青く見えるのが「青髭」なのです。
青髭の原因
青髭の原因には、大きく分けて3つのケースが考えられます。それぞれのケースに対策を記載しておりますので、参考になさってください。
一つ目は髭の剃り方が原因のケースです。
時間がない朝にさっと剃ってしまいがちな髭ですが、朝は髭が固いため何の対策もしないで剃ると肌を痛めてしまい、青髭を助長してしまいます。これを機会に正しい髭の剃り方を覚えてしまいましょう。
シェービング剤には泡タイプとジェルタイプがありますが、これは自分の肌に合うものを選んで使いましょう。ここまでの下準備がすんだら、髭剃りの開始です。
シェービング剤をしばらく置いて肌になじませ、毛が柔らかくなってから髭剃りを始めましょう。毛の流れに逆らうように刃を肌に当て、下から上にスライドさせるようにして剃っていきます。顎の下は毛の流れが複雑なので、いろんな方向から刃を当てて剃り残しがないようにします。
多くの男性がここまでで終わってしまいがちですが、実は髭剃りで一番大事なのはスキンケアです。
髭剃りで敏感になった部分は肌荒れの元です。化粧水と乳液で十分保湿することで、肌が健康になって結果的に青髭を防いでくれるのです。
「正しい髭剃り」と「スキンケア」が青髭対策の近道といえるでしょう。
続いて二つ目は、髭を剃る時間帯です。
実は髭には伸びやすい時間帯があるのをご存知ですか？
髭は朝6時から10時が一番伸びやすいのです。ということは朝5時に髭を剃ったとしても、その後に髭が生えてくるのであまり効果的とは言えません。お昼ごろに髭を剃るのが一番効果的ですが、少なくとも7時から8時ごろに髭を剃っておくと青髭の対策につながるでしょう。
そして最後は生活習慣の問題です。
飲酒や喫煙、睡眠時間や食生活の乱れは男性ホルモンをどんどん増加させてしまいます。特に夜型の生活をしたり、辛いものばかり好んで食べているのはNGです。規則正しい健康的な生活が青髭対策には必要不可欠といえるでしょう。
それでは最後に3.青髭をなくす方法を紹介したいと思います。
青髭をなくす方法
青髭を薄くする、またはなくしてしまうには3つの方法があります。
最もお金がかからず手軽に行えるのが「日焼け」です。
実は青髭が目立つ一つの原因に肌が白いことが挙げられます。確かに、小麦色の肌の人よりも色白の肌の人の方が断然、青髭の割合が高いですよね。
日焼けサロンに通う必要はないと思いますが、夏はアウトドアを楽しんで健康的に日焼けするのがいいでしょう。
続いて時間はかかりますが効果的なのが「脱毛ローション・ムダ毛ケアローション」です。
ムダ毛に悩む男性が増える昨今、男性用のムダ毛ケア用品は驚くほどたくさん発売されています。毎日コツコツと肌に塗るだけで青髭が薄くなり、さらにお肌もすべすべで健康的になりますのでとってもおすすめです。自分の肌に合うものを選んで使ってみましょう。
最後は短期間で効果が現れる「脱毛」です。
脱毛は女性のものというイメージがありますが、実は今、髭を脱毛する男性が急増しています。数か月で髭が薄くなり、長期間効果が持続することから髭に悩む男性の救世主となっています。すぐにでも青髭をなくしたいという男性は、脱毛がお勧めです。
難しく思われがちな青髭の対策ですが、実は小さなことからでも改善できるんですね！
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