ヒゲを抜くのが癖になっていると毛根を傷つけたり埋没毛に
ヒゲを毛抜きなどで抜いて処理する人がよくいます。また、ついつい手で顔をなでで気になるヒゲがあるとプチッと取ってしまう人もいます。
肌にカミソリをあてないのでリスクがなさそうに思えますが、実はそのヒゲ抜き行為にはかなり、問題があるんです。
一番問題になるのが「埋没毛」です。
埋没毛とは
男性特有のヒゲは体毛の中でも特に太く根がしっかりしていて皮膚の奥にもまだまだ長い毛が入っています。
つまり、ヒゲをプチッと取ってしまう時に、途中の肌の中で切れてしまったり、引っ張ることで肌も傷ついてしまう事があります。
そうすると傷ついた部分をケアするために肌が再生するんですが、この時に毛穴の入り口を覆ってしまうことがあります。
そうすると毛穴からヒゲが出てこれず埋もれてしまい、埋没毛が出来てしまうのです。
毛根も傷つく
また、ヒゲ抜きの別のトラブルは毛根が傷つくことです。
強引に抜くことで毛穴の毛根や血管が傷ついてしまいますが、もしそこに雑菌が入りでもしたら、化膿が起きたり、あるいは出血にもつながります。
さらに、肌荒れにもつながってくるのでヒゲ抜きは極力やらないほうがいいでしょう。
ヒゲを抜くとなりやすい肌トラブル10選
ヒゲを抜くことで起こりやすい肌トラブルの例を紹介します。
- 埋没毛
- 痛みや痒み
- 出血
- 毛嚢炎
- 色素沈着
- 毛が太くなる
- 青髭になりやすいくなる
- 乾燥肌
- 脱毛症
- シミ
まずは、先に紹介した「埋没毛」です。
埋没毛が生まれると中でヒゲが成長して黒く盛り上がったり、ホクロのように見えたりと良いものではありません。
次の肌トラブルは「痛み」や「かゆみ」です。
これは埋没毛の延長のトラブルですが、埋没毛が自然ととれずに長引いてしまうと痛みを感じたりかゆみになやまされることもあり、場合によっては切って除去するパターンもあるので要注意です。
「出血」も忘れてはいけません。
上でも書きましたがヒゲ抜きには毛細血管の破れというリスクがあります。ブチっと抜くことで血が出てしまいかねません。
「毛嚢炎」というトラブルもあります。ヒゲ抜きした時の毛穴の傷に雑菌がはいった結果、炎症や化膿が起きてしまい、ニキビっぽくなったり毛穴に白っぽい膿ができたりする症状です。
「紫の色素沈着」も面倒な事例です。強引にヒゲを抜くことで毛細血管が傷つき、その中にあるヘモグロビンが皮膚に付着して紫っぽくなることがあります。
「シミ」ができやすくなるという問題もあるので注意しましょう。
ヒゲを抜くと「メラニン色素」という組織に色付けをする色素にも刺激が加わります。そうすると時間をかけて色素がはいっていきシミになることがあります。
場合によっては「ヒゲがさらに太くなる」ということもあります。
毛細血管が破れて再生する時に以前よりも血管が強化された結果、ヒゲに渡される栄養素が増えて、その結果ヒゲが抜いた後のほうがしっかりしてしまい、余計に処理が面倒になることが考えられます。
そしてこの点に関しては「青髭の原因になる」というリスクも指摘できます。ヒゲがより太くなってしまうとしたら、肌色を透過して見えるヒゲの率もより大きくなるわけですから青髭の原因と言えるでしょう。
また、ヒゲを抜くと「乾燥肌」にもなるともいわれています。
強引なヒゲ抜きによって角質が傷つき、結果保湿力が失われて乾燥につながるというリスクです。乾燥肌は肌荒れにつながるのでヒゲを抜くのは避けたほうがいいですね。
「抜毛症」については、肌の物質的トラブルというより精神的なものです。
毛を抜くことがやめられなくなるという症状で、ヒゲを抜くのが癖になってしまうという人がたくさんいます。
たくさんヒゲを抜けば、様々なトラブルのトリガーになるため、注意しましょう。
ヒゲを抜く癖は、トラブルがつきものでいいことがありません。癖になってなかなかやめられないという人は、ヒゲの永久脱毛をするといいでしょう。
ヒゲを抜く癖をやめて永久脱毛するメリット
普段からヒゲを抜く癖がある人は、まずは永久脱毛を目指してヒゲ脱毛を始めるといいですよ。
ヒゲ脱毛を始めると、今までよりもヒゲの生える速度が遅くなるのであまりヒゲが気にならなくなります。
髭剃りも減ってくるし、ヒゲもだんだんと細い毛になるので、知らないうちにヒゲを抜く癖がなくなってしまいます。
また、髭剃りが減ると肌に刺激を与えなくなるので、美肌になれる人がすごく多いので、永久脱毛が楽しみになるでしょう。
ヒゲ脱毛は特に狭い部分に密集してひげが生えているし、毛根の活動期に照射しないといけないため、1年い以上かけて処理していくので早めに初めてヒゲを抜く癖をなおしましょう。